あなたの人生が前向きに動き出す朝の10分間。J-WAVE 81.3FM MAKE MY DAY「NOMON YOUR WELLNESS」。「人生100年時代」を迎え、健康寿命を伸ばしていくことが社会課題となっている中、歳を取ることに前向きで、自分らしい人生を全うできるプロダクティブ・エイジングの実現を目指し、「LIFE IS LONG.」というメッセージの元、最先端科学を食卓へ提供していくNOMONが送るラジオコーナー。このコーナーでは、ステキに自分らしく人生を生きる「プロダクティブ・ライフ」をテーマに、毎月、素敵なゲストをひとりお迎えして、豊かなライフスタイルのヒントとなる体づくりやスポーツ、食などの話をお届けします。
10月のゲストは、トライアスリートとして活躍しながら、日本で数少ない女性トライアスロンコーチを務める中村美穂さんが登場。過酷な競技を背景に、常にポジティブな彼女のマインドとライフスタイルを紐解いていきます。
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スイム、バイク、ランの3つの種目で、凄まじいスタミナを必要とする競技トライアスロン。
この過酷なレースに打ち勝つため、体づくりに重要なトライアスリートの食生活とは。
自分に必要な成分を摂取する朝食
「わたしの朝食は、毎朝ホームベーカリーで焼いたブランパンに、フレッシュなジャムを塗って食べています。それと、モリンガで作ったグリーンウォーターを飲んで、サプリメントにNOMONのNMNを摂ることがルーティンになっています。もはや日課のようにパンを焼いているのですが、理由は自分が納得できる成分と原材料を使って食べられるからなんですね。別に市販されているパンが嫌なわけではないのですが、パンに限らず何か食品を買うときに自分の知らない添加物が入っていないかは必ず確認していますね。自分にとって無駄なものを摂取すると、それを消化したり、解毒させるために、さまざまな酵素を無駄使いしてしまうとわたしは考えているので、そこは意識しながら気をつけています」。
添加物を確認しながら、自分にとって必要な成分をしっかりと摂取する中村さんの食事法。質の良い炭水化物やタンパク質をしっかりと体に摂りこみながら、NMNをさらに摂取することで、栄養バランスを満遍なく考え、トライアスリートとしての体づくりを行なっている。最近では、炭水化物を一切摂らない方も多いが、中村さんの炭水化物に対する考えを訊いてみた。
「トライアスロンは、泳いで、バイクを漕いだ後に、マラソンが待っています。スイムとバイクは筋力をつければ、つけるほどスピードを出すことができますが、その筋肉がマラソンの時に重荷となって、自分を苦しめてしまうんです。だから、わたしは筋肉のつけ方などのバランスを考えながらトレーニングを行い、筋肉や体のベストな状態を常にキープできるように食事も気をつけています。それは、炭水化物を避け過ぎないようにすることです。世の中には、糖質カットや糖質オフという言葉がたくさんありますが、炭水化物をしっかり摂ってないと、着火剤となって体脂肪を燃やしてくれません。体脂肪が燃えないと、体は筋肉を燃やしてしまいます。つまり、レースに必要な筋肉を削ってしまい、結果パフォーマンスが落ちてしまうんです。だから、わたしは意図的に炭水化物を避けず、美味しく食べながら、トライアスリートとしての体を維持するようにしています」。
過酷なレースに耐えうる筋肉をベストなコンディションで維持するのに必要な炭水化物。アスリートにとっては、食事も重要なトレーニングのひとつだと、あらためて考えることができる。無理に制限せずに、トレーニングと一緒にバランスを考えながら摂ることが重要なのだ。他にも炭水化物を摂る上での注意点を伺った。
炭水化物を摂るタイミングが大事
「炭水化物は摂取するタイミングが重要なんですね。寝る前に摂っても体に溜めてしまうだけですから、わたしは朝食の時に炭水化物をしっかりと摂って、自分の体になるタンパク質や食物繊維をお昼以降に摂るようにして、つけた筋肉を削らず、体を重くしないようにコントロールしながら食事をしていますね。トライアスロンでは体が重いと怪我に繋がってしまったり膝に負担をかけてしまいますので、わたしのクラスでは運動前後の食事の摂り方など生徒さんにアドバイスしています」。
彼女は、摂食障害という病気を経験してから食事に対する考え方が大きく変わったという。添加物などを見極めながら、これは食べちゃダメとか、これは食べなくちゃダメとかいうルールを一切決めずに、美味しく食べて、頑張ろうって思える、心が豊かになる食生活を楽しもうと考えているそう。最後に、過酷なレースに打ち勝つために必要な彼女流のマインドを伺った。
出でよ、鈍感力
「トライアスロンという競技は、とっても過酷で長く、レース中に色々なことが起こります。たとえば、バイクがパンクしたら自分で修理しなくてはいけないですし、何か忘れ物をしても、ルールで人から貰ったりすることもできません。レース中は、自分がどうにか対処しないといけないんですね。この過酷なレースに打ち勝つためには、どこかで自分のこだわりを脱ぎ捨てて、柔軟に対応できるようになることが大事なんですね。わたしのクラスでは、いざスタートっていうときに、生徒さんへ『出でよ、鈍感力』って言葉で勇気付けています。少し鈍感なくらいじゃないと完走できないですし、急なアクシデントにも対応できません。わたしはこの言葉を伝えて送り出しています」。
レース中のアクシデントに必要な対応力を引き出すため、中村さんは「鈍感力」という言葉で、ちょっとした余裕を心につくりだす。その言葉が柔軟さを生み、過酷なレースに打ち勝つことができる。彼女のユニークで前向きな気持ちに背中を押され、トライアスリートたちはレースに挑み続ける。
来週は、彼女のメンタルについてお話を伺います。
【プロフィール】
中村美穂
1986年生まれ。法政大学出身
紹介制トライアスロンコミュニティ「TRIMING」主宰・代表
トライアスロンコーチ・トライアスリート・日本トライアスロン連合公認審判員・日本ライフセービング協会会員
日本で数少ないトライアスロンコーチ。4歳から水泳をはじめ、7歳から大学卒業まで競泳競技一筋。大学卒業・競泳競技引退後、一般企業に就職、スポーツから離れた生活の中で心身の病気を経験。『自分の人生はスポーツによってより豊かに彩られる』と実感し、指導者としてスポーツの世界に戻る。自分の経験を指導者の立場から語彙化するため、栄養学・心理学・機能解剖学・幼児の心理学・ヨガRYT200取得など幅広く学び、指導者として独立。トライアスリートとしても、コーチとしてもトライアスロンを安全に楽しむ普及活動を行っている。又、プロアスリートのマネジメントや、知育運動プログラムの普及活動、若年層の自殺率をゼロにするための活動『一般社団法人誰もが誰かのライフセーバーに』の理事を務めるなど、活動は多岐に渡る。
https://ginzamag.com/interview/miho-nakamura/
https://www.specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/478
NOMON YOUR WELLNESS OCTOBER INTERVIEW
【番組インフォメーション】
J-WAVE 81.3FM MAKE MY DAY「NOMON YOUR WELLNESS」
「ココロとカラダが喜ぶ日曜日。」がテーマのJ-WAVE『MAKE MY DAY』内にて、毎週日曜日AM7:05-7:15にお届けしているNOMON YOUR WELLNESS。「人生100年時代」を迎え、健康寿命を伸ばしていくことが社会課題となっている中、歳を取ることに前向きで、自分らしい人生を全うできるプロダクティブ・エイジングの実現を目指し、「LIFE IS LONG.」というメッセージの元、最先端化学を食卓へ提供していくNOMONが送るラジオコーナー。
毎週日曜日 7:05am – 7:15am(10分コーナー)
ナビゲーター:前田智子
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