あなたの人生が前向きに動き出す朝の10分間。J-WAVE 81.3FM MAKE MY DAY「NOMON YOUR WELLNESS」。
「人生100年時代」を迎え、健康寿命を伸ばしていくことが社会課題となっている中、歳を取ることに前向きで、自分らしい人生を全うできるプロダクティブ・エイジングの実現を目指し、「LIFE IS LONG.」というメッセージの元、最先端科学を食卓へ提供していくNOMONが送るラジオコーナー。
このコーナーでは、ステキに自分らしく人生を生きる「プロダクティブ・ライフ」をテーマに、毎月、素敵なゲストをひとりお迎えして、豊かなライフスタイルのヒントとなる体づくりやスポーツ、食などの話をお届けします。
今月は、クリードパフォーパフォーマンスのパフォーマンスコーチでディレクターを務める友岡和彦さんにお話を伺います。米国メジャーリーグでヘッドストレングスとコンディショニングを務めていた他、2018年の平昌オリンピックでは、日本代表のアルペンスノーボードチームにコーチとして帯同。これまで様々な種目で活躍するアスリートのパフォーマンスの向上に貢献してきました。友岡さんのスポーツに対する想いを紐解きながら、お家でもできるエクササイズを動画と一緒にお届けします。
日本人初の日本人初のメジャーリーグで、選手たちのパフォーマンスコーチとして活躍してきた友岡さん。様々な超一流のメジャーリーガーたちを見てきた。その中でもスーパースターとなる選手は、結果を出し続けるための努力を惜しまないんだそう。その違いを伺った。
自分自身を律して、継続することがスター選手の条件。
「メジャーリーグでは、毎試合1本打てるかどうかってことがすごく重要なんですね。つまり毎試合、1本打っていれば数億稼げるんですね。そんな環境下、やっぱり難しいですし、トレーニングも大変です。疲労が蓄積しているときや試合に負けたとき、やる気も無くなるし、機嫌も悪くなります。つまり、トレーニングしたくなくなるんですね。そういう時ほど、自分自身を律して必ずやることはやることが大事。全162試合あるんですけど、トレーニングをしっかり継続している選手が結果を出しているというのは感じます。スター選手には、才能だけでやれる人も稀にいますが、才能を活かすために毎日の継続が本当に重要なんですね。メジャーリーグって試合が延長しても、途中で途中で終わるってことが無いんです。最後まで決着をつけることが基本で、試合中に雨が降れば、一旦中止になります。ひどい場合、夜の11時に一旦中止になって、それから再開が夜中の1時。また雨が降れば、再開が2時で、試合終了が夜中ってことがあるんですよ。そんな中、試合が終わってからトレーニングに来る選手もいるんですね。そういう選手のメンタリティは素晴らしいなって感じます。スター選手は強靭な肉体と強い精神を持っているんですね」。
スター選手が数多くひしめく中、スーパースター選手になるアスリートがいる。もともと持った抜群の運動神経という才能。しかし、さらなる高みを目指すには、地道な努力をどんな状況下でも続ける積み重ねが必要なのだ。体にダメージとして残る、疲労蓄積やメンタル面での不協和音。それを打ち消すのは自分自身を律して、努力を怠らないこと。強靭な体ののみならず、強い精神面がもっとも必要なのだ。最近ででは、趣味で様々な様々なスポーツをしたり、習慣的に習慣的に体を動かす方が多くなっている中くなっている中、日常的な日常的な効果的なトレーニング方法を訊いてみた。
どんな動きにも対応できる柔軟な体の作り方
「効果的なトレーニングって競技特性によって全く異なってきます。たとえばゴルフだったら、筋力もものすごく重要ですが、柔軟性が必要なんですね。格闘技なら、爆発的な動きができる筋力と持久力。本当に種目によってトレーニングは大きく変わってきます。プロ選手のオフシーズンの場合、週4〜〜5日で2時間から3時間のトレーニングをしながら競技の練習を行ったりします。最近は、ただ筋トレするするだけではなく、ヨガの要素をの要素を取り入れて柔軟性を向上させたり、集中力を高めたり、色々な特性を特性を取り入れていますね。あとは、ラグビー選手と陸上選手が一緒にトレーニングを通じて、スピードを向上させたり、他の競技の選手と一緒にやることで、お互いに良いところを見つけられるようなトレーニングを通じて、色んなところからヒントを得ていますね。そういう意味では、様々な協議や特性様々なから特徴を得ることでることで、どんな動きにも対応できる体を作れるってことはありますね」。
他競技のアスリート同士の共同トレーニングで、お互いの競技特性から見つかるヒント。そのヒントを見つけ、柔軟性や持久力などを引き出し、パフォーマンス向上へと友岡さんが導く。さらなる柔軟性や集中力を高めるためにヨガの他に、ピラティスも取り入れているんだそう。さて今回も友岡さんにパフォーマンスを上げるためのエクササイズを教えていただこう。
背骨を柔らかくするエクササイズ「3ヶ月のプロネックロール」
「今回は『3ヶ月のプロネックロール』というエクササイズを教えます。なぜ、この名前かというと、赤ちゃんが肘をついて胸を起こす動きを3ヶ月でできるんですね。なので、うつ伏せで肘をついて、胸をあげるトレーニングとなります。
①うつ伏せに寝て足を開き両つま先を地面につけたら、今度は肩幅くらいの間隔で両肘を地面にしっかりつけて、ゆっくりと頭を上げながら、胸を上げてください。
②そこから頭をゆっくりと下げて背骨を上に持ち上げながら丸めます。
③背骨を丸めたら、ゆっくりと頭を上げて上を見上げます。背中が反れる感じですね。
この動作をゆっくりと5回から6回繰り返していきます。最近は背骨が固い人が多いんですね。立ち仕事も座っての仕事も背中が棒みたいに固まってしまいがちです。しっかり背中を柔らかくすることを意識することが大事です。背中が柔らかく動く人って健康な人が多いんですね」。
ランニングや水泳、野球、ゴルフなど、トップで活躍する選手は、背骨をしっかりと動かすことができる。その柔軟性が体をケガやアクシデントから守りながら、パフォーマンスを引き出すのだ。このエクササイズで、首の曲げ伸ばしや背骨を曲げたり、反らしたりしながら動かし、背骨を柔らかくして、硬くなった上半身をほぐして欲しい。コロナ禍禍で運動不足の方も多いかと思うので、友岡さんの動画を参考にしながら、是非トライしていただきたい。
【プロフィール】
友岡和彦
1971年生まれ。95年に立教大学を卒業後渡米し、98年にフロリダ大学Exercise & Sports Science学科を卒業。99年から10シーズンに渡りメジャーリーグ3球団にて、ストレングス&コンディショニングコーチを務める。2002年には日本人初となる魔ジャーリーグ球団にて7シーズンに渡りヘッドストレングス&コンディショニングコーチを歴任。09年より20年までドームアスリートハウスでパフォーマンスディレクター兼ゼネラルマネージャーに就任し、プロアスリート、オリンピックアスリートなど数多くのアスリートをサポートしている。2018年平昌冬季オリンピックでは日本代表アルペンスノーボードチームに帯同。現在では、「自分に良いこと、他人に良いこと、そして地球に良いことをする」というミッションを掲げ、CREED PERFRORMANCE株式会社を設立。アスリートのサポートに限らず、その経験を生かし子供からお年寄りまで一般の方たちの機能改善・向上を目的した活動の行なっている。「日常生活に当たり前のように運動習慣を」をテーマに様々な現場でトレーニングサポート活動を行っている。
現在
全日本スキー連盟情報医・科学委員
ISL(International Swimming League) Tokyo Frog Kings パフォーマンスコーチ
日本陸上競技連盟マイルリレーチーム パフォーマンスコーチ
D N S認定アドバイザー共同設立者
一般財団法人日本スポーツ推進機構顧問
CREED PERFORMANCE株式会社 取締役
リンク先:友岡和彦 公式インスタグラム
https://www.instagram.com/kazutomooka/?hl=ja
【番組インフォメーション】
J-WAVE 81.3FM MAKE MY DAY「NOMON YOUR WELLNESS」
「ココロとカラダが喜ぶ日曜日。」がテーマのJ-WAVE『MAKE MY DAY』内にて、毎週日曜日AM7:05-7:15にお届けしているNOMON YOUR WELLNESS。「人生100年時代」を迎え、健康寿命を伸ばしていくことが社会課題となっている中、歳を取ることに前向きで、自分らしい人生を全うできるプロダクティブ・エイジングの実現を目指し、「LIFE IS LONG.」というメッセージの元、最先端化学を食卓へ提供していくNOMONが送るラジオコーナー。
毎週日曜日 7:05am – 7:15am(10分コーナー)
ナビゲーター:前田智子
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