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最近、休日休んでも疲れが取れない。
原因不明の微熱がずっと続いている。
集中力が続かない。
以前の自分では考えられないミスをするようになった。
何を言いたかったのか、何を言っていたのかを思い出せない。

そんなことを思ったことはありませんか?

もし心当たりがあるのであれば、それは慢性疲労症候群の可能性があります。

慢性疲労症候群の治療は難しいとされていますが、6-MSITCには高い治療効果が期待されています。

今回は慢性疲労症候群に対する、6-MSITCの効果効能について、最新の臨床研究を交えて紹介します。

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群とは、明確な原因が見つからないにも関わらず、日常生活が著しく損なわれるほどの強い倦怠感が、6ヶ月以上続いたり、再発を繰り返す状態のことです。

*1 慢性疲労症候群は、調子の良い日と悪い日があるため、調子の良い日に合わせて少し活動すると、その後数日間、まったく動けなくなってしまうこともあります。

また倦怠感と同時に、頭痛、関節痛、筋肉痛、睡眠障害などの様々な症状が現れます。

匂いや光、音に対して過剰に反応してしまうようになることもあります。

特に、*2 認知機能障害や *3起立性調節障害を伴うことが多いのも特徴の一つです。

 

 

*1

慢性疲労症候群は、感染症の後に突然発症することが多いのも特徴

*2
認知機能障害とは、集中力が続かず、以前の自分では考えられないミスをしたり、言われたことを覚えていられなかったり、複数のことを同時に頼まれると頭が混乱したり、伝えたいことがあっても言葉が出なかったりする症状のこと

*3

起立性調節障害とは、立ち上がると動悸や、頻脈、立ち眩み、めまいがする症状のこと

 

 

感染症が治まっても、疲労感は無くならないが、病院に行っても原因が見つからず、異常がないと診断されることも多いため、「疲れてはいないはずだ」と、自分に言い聞かせて頑張ってしまうことで、病状が悪化してしまうことも良くあります。

通常の疲労との違い

通常の疲労であれば、十分な休養や、バランスの良い食事をすることで回復しますが、慢性疲労症候群は十分な休養や、栄養を摂っても回復することはありません。

慢性疲労症候群は治りにくい

慢性疲労症候群の治療法としては、ビタミンCなどの抗酸化療法や、漢方薬などの免疫賦活療法、向精神薬、精神療法、運動療法などが考えられています。

しかし、慢性疲労症候群を完治させるのは難しく、一般的な治療には数カ月から数年かかるとされています。

関連記事:疲労と老化の関連性とは?最新研究や疲労回復・抗老化に有効な栄養素や成分についても解説

6-MSITCの効果効能

6-MSITCとは

6-MSITCとは、本わさびの根茎に存在する成分で、食品由来の成分のため、非常に安全性が高いものになります。

本わさびの根茎をすりおろし、わさび特有の辛味成分を取り除いたものの中にごくわずか(本わさび100gに対して0.05g)に含まれています。

6-MSITCの薬理作用

6-MSITCには、これまでの研究によって以下の薬理作用が確認されています。

・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・抗酸化作用
・神経炎症抑制作用
・認知機能改善作用

*論文情報をもとに、ライターが作成したものです。

 

最新の臨床研究に基づく、慢性疲労症候群に対する6-MSITCの効果効能

様々な薬理作用のある6-MSITCは、慢性疲労症候群に対しても、有効な効果があることが、臨床研究によって確認されています。
ここでは、最新の臨床研究結果(2022年11月9日に実施されたNOMON株式会社主催のオンラインセミナーより)をご紹介します。

国際医療福祉大学成田病院心療内科の岡 孝和主任教授を中心とした研究グループが行った臨床結果では、従来の治療を3ヶ月行っても改善の乏しかった慢性疲労症候群の患者さんに対して、1日当たり9.6㎎の6-MSITCを、12週間にわたって摂取してもらったところ、15名中14名の症状が改善しました

自覚症状としては、頭痛の頻度、筋肉痛の頻度、頭にもやがかかった状態の程度、考えを言葉にできない程度、まぶしいと感じる程度が劇的に改善しました。

また、自分が健康だと感じる程度や、元気であると感じる程度にも改善が見られています。

痛みに対する過敏性の低下も確認されています。

最も顕著に効果があらわれたのは、認知機能の改善です。
紙の上にかいてある数字を1から25まで順番に押していく時間を測定したところ、平均53秒かかっていたのが、平均38.1秒まで短縮されました。

治療が難しいと言われている慢性疲労症候群に対して、たった3週間でこれだけの結果が出ているため、6-MSITCは慢性疲労症候群に対して高い効果が期待できます。

実際に、効果を感じた14名中10名の患者さんが、12週の研究終了後も、継続して服用することを希望し、服用量を少なくして継続している方もいらっしゃいます。本研究成果は、英文誌BioPsychoSocial Medicine※1に掲載されております。

また、6-MSITCの慢性疲労症候群に対する効果は特許として登録されております※2。

※1 Clinical effects of wasabi extract containing 6‑MSITC on myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome: an open‑label trial,Biopsychosoc Med2022, Dec 12;16(1):26

※2慢性疲労症候群の治療剤、特許第7274725号

疲労との上手なつきあい方

疲労との上手なつきあい方としては、疲れる前に休憩を挟むことが一番ですが、疲れたときに休憩を取れない状況も良くあるかと思います。

そういう時のために、疲れたときには「自分には何が必要なのか」を知っておくことは非常に重要です。

6-MSITCは、慢性疲労症候群に対して高い効果が期待されているので、あなたが疲れたときにも6-MSITCが助けてくれるかもしれません。

執筆

梶原 崇志

 

1988年兵庫県生まれ。京都大学工学部を卒業後、京都大学大学院エネルギー科学研究科にて修士課程を修了。父親を過労からの、心筋梗塞で亡くした経験から何よりも健康が大事だと思うようになる。そのため、健康についての興味は幅広く、アトピー、蕁麻疹、冷え症、肩こり、アレルギー、腸活、温活、断食、自律神経、栄養学、サプリメント、免疫、予防医学、東洋医学、ヨガ、ピラティス、瞑想など多岐に渡る。自分自身が幼少のころからアトピー持ちのため、無添加製品やオーガニック製品についての興味が特に強く、食料品や日用品を購入するときは、必ず表示成分を確認する。自分が健康であり続けるための情報を得ながら、健康ライターkajiとして活動を行っている。健康管理士の資格取得後は、食育やフレイル予防についての啓蒙活動にも取り組む。2023年1月、2年間の不妊治療の末、妻が妊娠していることがわかり、妊婦さんや赤ちゃんの健康について現在猛勉強中。

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